summerkarasawaの日記

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国語 説明文 5 傍線の引き方

昨日、
説明文に傍線を引く作戦には、ふたつの問題点があることを承知しておかないといけない。問題点があることを覚悟した上で、傍線を引くのであれば傍線を引けばいいと思います。
と書きました。
そのふたつの問題点を書いてみたいと思います。
ひとつは、たとえ正しく傍線だけは引くことができたとしても、結局問題文が読めていないと、良い点数は取れないということです。
哲学系の難しい話題の問題文でこうした事態が起こると思います。本文中に、「私=筆者が言いたいことを一言でまとめると○△×ということなのです。」と文末に書かれていて、○△×の横に傍線を引くことができたとしても、難解な文章の場合には、論旨をたどっていけてなければ=話題をきちんと追っていけないと、結論の○△×がそういうことかが理解できません。設問:筆者のイイタイコトをまとめなさい、と聞かれても、必死で○△×を誤魔化しながら言い換えるのですが、やはりうまく答案を書くことができないと思います。 つまり、正しく傍線が引けて、そこが重要であるだろうことまで、分かっているのに、「内容全体が読めていない」から、問題も正答できない、ことになりかねません。 対応策としては、きちんと筋道を立てて筆者のイイタイコトをたどっていく=追いかけていく力をつけましょう とうアホみたいな対応策と、そもそも入試頻出のテーマの内容を10~20パターンほどあらかじめ頭に入れておいてその話題ならもう知っているワイ、という状態にしておくことが対応策と思います。