summerkarasawaの日記

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国語 説明文 2 重要部分の傍線の引き方。

説明文を読むときに、重要な部分は線を引くことになっています。が、それは難しいです。 文章の一番最後に、「このように私のイイタイコトをまとめると、、、となります」とでも書いてあれば、その、、、、、の箇所に自信を持って線を引くことができます。でも、そんな分かりやすい文章が出題されているわけではありません。文章の最後は、たいてい「以上述べてきたことを、みなさんも もう一度よく考えて下さい」ってな感じで終わっています。だから、線を引くことは、難しいです。 逆に言えば、きちんと文章が読めている人は(人だけが)、きちんと大切な場所・筆者の主張箇所に線を引くことができるのです。 さらにいえば、完璧に線を引けるということは、もう、文章が完璧に読めている=分かっている わけですから、わざわざきれいに線なんかひかずとも、(当然に)大切な場所も把握できており、設問にも適切に答えることができるのです。

 

結局、鶏が先か卵が先か、という議論に似ていますが、 文章を正しく読めている人は、きちんと線を引けるのです。 どこが大事かを意識しながら読んでいくことはもちろん大切でしょうが、「きちんと線を引いてい読んでいけば、その結果、文章が正しく読めますよ」、というのはウソだ、と思います。